考えて書くから、共通テストも個別試験も突破できる。
「解答をみて質問が出ない状態になること」と、「問いを定義し、問いに論理的に答えること」は、まったく別物です。学んだことを入試で最大限発揮するためには、考えを言語化する過程を訓練しなければなりません。そのためのトレーニングが “ななよび” の添削指導です。
センター試験が共通テストに変わり、いわゆる旧来のマーク型のトレーニングでは、共通テストで8割以上はおろか7割も高い壁となることがわかりましたね。マークだから・記述だからという括りはもうやめて、常に記述テストを突破するイメージで学習を積み重ねることが、ひいては共通テストで高得点をとることにつながります。
学習した内容を定着させるには自分の手でしっかりと書くことが重要です。記述型への対応を念頭に置き、深い理解としっかりした思考力を育むために、どの教科も書きながら考える訓練が必要です。新しい知識を日々習得する現役時代は、参考書や授業で得た知識をアウトプットする添削トレーニングに取り組む時間を確保したくても、なかなかその時間を作り出せなかったのではないでしょうか。
せっかく腰を落ち着けて取り組むチャンスです!この1年間、現役時代にできなかった「アウトプット」を、徹底的に磨きましょう。
Point1:「成長」を確認する添削指導!!
添削<指導>と書くように、指導という字がつくと、なにか至らぬ点を指摘するイメージが先行しますが、成長している点を「褒める」ことも添削指導の大事なポイントです。成長を第三者に認めてもらうことで、自己肯定感やさらなるやる気につながりますし、より粘り強く問題に取り組めるようになるでしょう。
Point2:「なぜ」を言語化する添削指導!!
「何を間違ったか」と「なぜ間違ったか」は違います。そして「なに」が正解かではなく、「なぜ」減点されるのかを理解することが、実戦力につながります。添削返却時には、「なぜ」減点されたかを考えさせ、正しい答えに至るためのヒントや手がかりを提示します。
Point3:「思考」を明らかにする添削指導!!
この生徒は「式」に判別式を使っていますね。つまり、「式」と「方程式」の違いを意識せずに数学に取り組んでいるわけです。計算結果の数字があっていればいいや・・・という、過程を軽視した勉強を重ねても、全国では通用する結果はでません。添削にとりくむことで、答えの正誤以上に、絶対に抑えておくべきマストアイテムが自分のものとなっているかを確かめることができます。
Point4:「別解」で引き出しを増やす添削指導!!
様々な解法の「引き出し」を作るために別解を提示することがあります。答案作成者は無意識のうちに、いつも同じ解き方でアプローチしがちです。英作文なんかもそうですね、知らず知らずの間に、好き嫌いがつもりにつもると、なれ親しんでおくべき基本テクニックが盲点のまま放置されてしまい、ここぞというときに使いこなせなくなっているということがあります。入試に必要な技術をいつでもバランスよく使える準備ができた状態にしておくために、別解で答案を再提出してもらうこともあります。