▶ 長文１の前に
”ななよび式”長文読解（主に第1問、第２問で使用）の「捉え方」についての２０分程度の講義です。
長文の講義を受ける前に視聴をお勧めします。
なお、必要な資料（長文読解の手順書）はこちらからDLできます。
▶ 高１・高２の方はこちらもあわせてみてね。
”ななよび式”長文読解「Logical Reading」について、受験までに時間がある生徒さんに意識しておいて欲しいことを２０分程度にまとめました。途中で参照しているyoutubeの元ネタはコチラ（８割方お笑いですが、核心をついている部分もあります。）
全学統一 R2（2020）年度 2月2日実施分
▶ 大問１
解答標準時間 ２５分
難易度 ★★☆
KEY WORD
５段落 最終センテンス matter Vi 重要である
７段落 promising ad:前途有望な ← クレームとなる相対的形容詞
設問
【１】B マーク型テクニック：小を捨て大を取れ！
主張に近いものを優先、具体性の高い例示からの引用は引っ掛けに利用することが多い。
【２】４ ９段落３文目の「common」と肢４の「will be」が合致するのか、しないのかの基準が見えない。このような場合には積極的に△を選択する。
▶ 大問２（１〜４段落）
▶ 大問２（５〜８段落）
解答標準時間 ２５分
難易度 ★★★
脳の発達と記憶に関する実験を含む文章なので、理系にも文系にもオススメ。そもそもこの手の文章に慣れていないと、とっつきにくいかもしれない。それもよい演習。また、高校生がなかなか日常的に使わない「文脈」「記号化」「トリガー」という語句が、KEYWORDになっており、単語帳で確認する以上の知的好奇心でぜひとも使える日本語にしてほしい。
ということで、ついつい熱が入り、演習解説にしては時間が長くなったため、前編・後編に分けましたが、それに見合う情報価値はあります。
KEY WORD
１段落
Chances are… 〜する見込みが大きい。
refer to A as B AをBと呼ぶ
２段落
over 〜にわたって（期間）
３段落
encode 記号化する
instead of 〜する代わりに（対立項を提示）
retain＝sustain＝maintain 維持する
５段落
stem from〜から由来する
S take O 〜を必要とする
７段落
contribute to 〜に貢献する
８段落
play △ role in Ving 〜するのに△な役割を演じる
ジャパニーズにしておきたい（１０年後には使えるようになりたい）いまや日本語たち。
trigger：トリガー
・退屈だなと感じたときになんとなくSNSを開くという行動は、退屈という内的トリガーによって引き起こした行動です。
・「映え」は現代人の消費のトリガーになっている。
context：文脈
・家で食べるポップコーンより、映画館で食べるポップコーンの方が美味しいと感じることがあります。これは、対象の文脈によって、物事の感じ方が変わる「文脈効果」と言われるものです。対象自体の価値は変わらないのですが、周辺の情報を付与することで、本来よりも優れた価値を提供することができます。
・高齢者保健医療・社会福祉政策といった社会文化的文脈から、健康長寿の国際比較研究を行う。
encode：符号（記号）化
・人間は符号化（Encoding）という処理を通じて外界からの刺激（テレビＣＭなど）を長期記憶の中に保持することができます。
立命受験者へ。
△問題ポイント。
【１】C
肢（３）before…
解説でも触れていますが、まさに大問１の長文で出題されていたら、あの立命独特の「どちらともいえない」の肢をつくる絶好ポイントです。そういった視点でも過去問に取り組もうね。
▶ 大問４
解答標準時間 ５分
難易度 ★☆☆ A/B/D/F/G/H
難易度 ★★☆ C/E
KEY WORD
（C）関係代名詞非制限用法の注意点→Vintage 224/230へ。
（E）〜らしいよ
They say that…
It is said that…
S is said to V… ← Eはこの基本形に完了が追加されてました。
▶ 大問５
解答標準時間 ５分
難易度 ★☆☆ 1-A/B/E 2-A/B/C/E
難易度 ★★☆ 1-C/D
難易度 ★★★ 2-D
KEY WORD
1-(B) agenda 「アジェンダ」は知っておきたいですね、アジェンダ２１とか。
2-(A) assume は超頻出多義語 速単664 鉄壁431
・推測する（根拠なしに）
・責任を引き受ける
・様相を帯びる
・ふりをする
全学統一 R1（2019）年度
▶ 大問１
1月31日(日) アップ予定
▶ 大問２
▶ 大問３
▶ 大問４
２月１日 アップ予定
▶ 大問５
２月１日 アップ予定
全学統一 H30（2018）年度
▶ 大問１
▶ 大問２
▶ 大問３
▶ 大問４
▶ 大問５
