まずは無事に本試験を受験できました。
前述の２つの記事にもご紹介したとおり、たくさんの方々の支えのおかげです。生徒たちは、日頃積み重ねた結果をしっかりだしてくれたと思います。実は、強者ひしめく東進衛星予備校全国１０００校舎のなかでも、七尾駅前校の高３生は、向上得点で12月の月間2位にランクインするくらいがんばってたんですよね。地震で5日〜7日ほど想定外のペースダウンはあったものの、本領を発揮してくれました。積み上げた努力は嘘をつきませんでした。まだ２割程度は集計できていない生徒もいますが、現在手元にある資料では、23人中15人が自己ベストを更新しました‼️中にはベスト記録を80点以上更新した生徒もいます。難関大・医学部志望の目安になる得点率85％のラインも3人がクリアしました。それでも第一志望校への青信号が灯ったのはほんの１割です。この現実は１年生・２年生にも明日のMTGで共有するつもりです。高い志をもつのは大いに結構、しかしながら彼ら下級生が真摯に向き合わうべきリアルが存在し、そのリアルから目を背けては何も始まらないということです。
輪島で被災した予備校部（七尾予備校）の生徒さんは、昨年より150点UPを達成しました。前記事で紹介した、2024年自宅０泊の生徒さんも85％超え達成です。被災のひどかった輪島市、穴水町の生徒さんの意地をみました。予備校部（七尾予備校）では現在手元にある５名の集計結果で、昨対比で英語+20点、数学で＋１４点を記録しています。
大人でも目の前が真っ暗になるとてつもない大きな壁に囲まれても、未来をきり拓く、パワーと精神力をみせてくれました。
私が受験生に共通テスト前夜に送ったメッセージにもあるとおり、被災地から巣立つこの子たちの力と姿勢が、僕たち被災地に残るものをいかに勇気づけてくれることか。
数ある東進衛星予備校の中でも、北陸一、いや全国一努力する校舎を標榜する我々七尾駅前校は、それなりの努力量を求める校舎ですが、優しくも厳しい熱誠指導でこそ育てられる芽、育てられる次世代の力があると確信しています。
