7月3日(日)に県内の中3生が参加した「第1回石川県総合模試英語」の分析記事を、いしかわ合格塾に提供しました。
全体難易度:初回にしては「やや難」 予想平均点45点
おすすめ復習文法単元⇨「比較」
第1問(リスニング)難化
今春の石川県公立高校入試において、英語のリスニングのスピードが速くなったとの指摘が受験生たちから聞こえてきました。石川県教育委員会はリスニングの(スクリプトは公開している、理由は不明) 音源を公開していないため、どこまでスピードが上がっていたかは推測の域を出ませんが、こうした石川県の出題の動きを念頭に入れ、石川県総合模試においても、昨年までよりもスピードをアップしているようです。 当日試験監督をしていたので、 実際にリスニング問題を聞いていたわけですが、会話量が増加しているため、 台本を読むスピードの速さに加え、設問と設問の間の時間も短縮されているように感じました。 初めて模擬試験を受験した生徒さんからすれば、「英検3級」「英検準2級」にむけた対策で取り組んできた リスニングよりも、忙しさを感じたかもしれません。
「比較」ーココが出た!!
【B-2】 最後のAさんの発言 ”English is as popular as Japanese ” をつかめると選択肢イと選択肢ウから正解を選択できます。
第2問(会話文)易
「比較」ーココが出た!!
【②】の前後に注目。
Becky : You read fast! I can’t read as fast as you.←②
Mari : Me neither.
shota の読書スピードに、Beckyも、Mari も舌を巻いている状況をつかみましょy。
今回は設問にはならなかったが、 neither (〜もまた・・ない)を使えるようにしておきたいですね。
第3問(長文①)難化
文章量や単語は例年並みだが、設問数が増えました。加えて、穴埋め程度ではあるもの、選択式ではなく記述形式の問題が前半に固まったために、思ったよりも解き進めるのに時間がかかってしまったと言う受験生もいたのではないでしょうか。
重要表現
be held (〜が開催される)
held が hold の過去分詞である ということも含めて、要チェックです。
When is it held ? Where is it held ? のように、疑問詞を伴う疑問文の形式でも英作文できるようにしておきましょう。
Hold the line! “電話切らないでね!”もあわせて押さえておきましょう。
第3問動画解説はコチラ↓
第4問(長文②)標準
今回のポイントは【問2】とさせてもらいます。
なんといっても、”Also”=「追加」を表す信号 を意識してください。Also の前後で情報が追加されている論理的つながりを意識してほしいということです。
肢エ:Also , I wanted to do something to help each other people. (他の人のためになる何かをしたい⇨⇨Maiが高校でボランティア部に入部した理由 ② )は、
肢ウ:I wanted to try something new at high school. (⇨Maiが高校でボランティア部に入部した理由 ① )に追加されているというつながりがみえると正解できます。
第4問動画解説はコチラ↓
目安得点
英検2級 | 85点 |
金大附属・泉丘高校 | 75点 |
七尾高校(理数科)・石川高専・英検準2級 | 60点 |
七尾高校(普通科)(文系フロンティア) | 50点 |
羽咋高校・英検3級 | 40点 |
飯田高校・輪島高校・鹿西高校など | 35点 |