受験生全員脱出できました。共テ本試で受験できます。


とにかく、全員が共通テスト本試験を受けられること。次になるだけ体調を戻すこと。願わくば、避難所生活で落ちてしまったスピードと感覚を取り戻す演習を積ませてあげること。

そのためには、まず、被災地からの脱出です。本試験受験を希望する全員が、被災地を離れることができました。もちろん全員が1箇所であつまることは物理的にできません。それでもモニター越しに一人一人の安否と共に、少しづつ疲れがとれた表情をみてとることができました。ちょうど、この日は朝日新聞さんの取材をうけていました。たぶん全文は読めないんですけど・・リンクは貼っておきます。記事もいつか手に入れて読んでみたいものです。

一番安否確認に時間がかかった受験生は、5日の夕方に初めて既読がつきました。帰省先の孤立集落からなんとか携帯圏内へ脱出してきたのです。Mさんを連れ出したのが6日。本当は7日出発の予定でしたが、7日は気象状況が心配されたので、最悪の通行止めだけは回避するべく6日に出発敢行。自宅のある輪島には36時間しかいれなかったので、穴の空いた屋根は手付かず、吹き飛んだ窓も半分ほどをブルーシートで隠す程度にしか手入れをできませんでした。ちょうど穴水でピックアップしたKくんは、元旦に七尾予備校で被災し、そのまま5日間家にも帰れず・・・
彼は結局自宅で0泊、滞在2時間と少しで金沢に向かいました。7日、ちょうど日付が8日月曜日にかわるころに国際観光ホテルにチェックイン。アドレナリン出まくりの脱出でした。

翌日のホテルで行われていた成人式、僕らがいた能登とはおよそ日頃2時間の距離とは思えないような、華やかなめでたい世界を目にしました。それでも、食・住への安心感か、3日もたつころには、だいぶ表情も血の気が通い、柔らかくなった気がします。

油断はいけませんが、彼らが共通テストで我を見失うことはないでしょう。ここまでの苦難を乗り越えてきたんです。あのストレス・不安・焦燥感からすれば、これだけ恵まれた環境で最終調整させていただけることに感謝の気持ちでいっぱいです。まずは健康な身体で受験できることに感謝して臨むので、下手な力は肩に入らず、いい結果につながればいいですね!!

前の記事でも書きましたが、東進衛星予備校の各校舎(ティエラコムさま、東大セミナーさま)、スタディハウスの辰村さん、ご当地ラーメン巡さん(廣田さん)をはじめ、本当に多くの方々に支えられています。間違いなく熊野一人では、お預かりしている生徒を救えませんでした。本当にありがとうございます。ここまできたら・・・ええい、ままよ!!ですよね。