能登半島地震をうけて(近況報告2)

近況報告1はこちらからご覧いただけます。

能登半島地震を受けて、当校としての行動計画を以下のようにフェーズにわけて計画ならびに実行しています。

フェーズ対象行動
フェーズ1高3・高卒共通テスト本試験を受験させる、ならびに体調回復と演習ペースの確保
フェーズ2高3・高卒共通テスト後のケアand面談を実施し、共通テスト後の無駄な時間を作らせない。二次試験・私大入試へむけた学習環境の提供と学習ペースの確立。
フェーズ3高2・高1生活インフラのない生徒を金沢へ二次避難させる、ならびに学習環境の提供と学習ペースの確立。
フェーズ4中3主にネットを使った面談の実施と具体的学習計画策定ならびに進捗の確認。集団避難した生徒のケア
フェーズ5中2・中1主にネットを使った面談の実施と具体的学習計画策定ならびに進捗の確認。集団避難した生徒のケア
フェーズ6全学年七尾予備校・東進衛星予備校七尾駅前校の部分的オープン(まずは週3日程度を想定)
フェーズ7小学生主にネットを使った面談の実施と具体的学習計画策定ならびに進捗の確認。

45名の高校生(在籍者の70%相当)が被災地を離れており、かなりあたふたとはしておりますが、関係各所のお力添えを賜り、今日現在(2024/01/19)フェーズ3まで実行できています。私の滞在しているホテルにも今12名の高校1・2年生が避難生活を送っています。午前は図書館やホテルのスペースをお借りして、午後からは東進衛星予備校の各校舎に席をいただき、学習を進めています。まだ高校のオンライン授業は本格実施にはいたっていませんが、避難している高校1・2年生を中心として、被災地に残っている生徒もできる範囲むしろこの休校機関を利用して、圧倒的な予習ペースを確立しています。新高3生は、4割弱の生徒が数Ⅲの予習学習を終えました。今月末には新高3生の7割が、数Ⅲの予習をフィニッシュするでしょう。

七尾高校が本格的に稼働すれば、自宅状況も鑑み七尾に戻る1・2年生も多いでしょうから、週にフェーズ4〜5を本格化し、1月末にフェーズ6〜7にとりかかりたいと考えています。

数Ⅲ進捗度在籍生数Ⅲ進度
輪島高校10%85%
鵬(普)0%80%
七尾高校(普)20%50%
七尾高校(理)40%80%
泉丘高校(普)40%100%
附属高校40%40%
1/15以降、格段にペースアップ。数学と理科を徹底的に受講and演習できている。