R3年度 第3回石川県総合模試 2021/09/19実施
分析コメント
全体:第1回、第2回に比べて、難化。
第3問(配点36)
単独大問で1番配点の大きかった大問3を分析。
第3問は「身近」で「実用的」な設定になっており、英文と図表を絡めた問題になっている。英文を読み際に、一文ごとの意味を理解するにとどまらず、1)「素早く、正確な情報処理力」2)「発話者の『言いたいこと』を把握する力を問うものであった。
問1・4・5→平易
問6→そもそも長文に対応できておらず、手が出せていない答案が多い。
問7→イ・エ
→長文読解以前に、Takuyaが作成した地図をみれば、正誤判断がつく。「エ」は英語が読めなくても、地図を見ればわかる選択肢である。問7を正解できなかった生徒は、そもそも問7を正解したいという気持ち、もっというと1点でもスコアをとりたいという気持ちが欠けていたのではないか。
問2→発言者のセリフを推測する問題。
発言者の意図に気づけさえすれば、難易度は高くない。取り扱う言語がEnglishであろうがJapaneseであろうが、こうしたコミュニケーションを意識して英語学習に取り組みたい。
A ブランクの後にくるMr.White の発言を汲んで欲しい。
解答以外にも、Takuyaが星に興味関心をもっていることを補強する内容も正解となろう。
前文:pictures of stars という表現、英作文の際には、名詞は無冠詞・複数形を意識しておくとよい。△a picture / the picture / it といった、「単数」を想起させる言い回しは避けたい。
B ブランクに続く、Takutyaの発言を汲んで欲しい。つまり、今夜星を見る際にTakuya作の地図を参考にしたいAnnに対して、Takuyaは we can look ,,, together. なのである。AnnとTakuyaの会話をつかめれば、ブランクを埋めるのはしごく簡単、もはや、Let’s go レベルの話である。
A/Bともに難易度は中程度であるが、コミュニケーションを意識して英語学習に取り組んでいる生徒からすれば、正解することは難しくない。
問3→Hamakaze Beach と Shiomi Shrine の2つデータを揃えただろうか?片方のデータのみの答案も散見された。問題文に「5語」という指定があることの意味を考えて欲しい。
各高校目安得点(第3問 配点36)
英検2級 32点
泉丘高校 28点
七尾高校(理数) 25点
英検準2級 22点
七尾高校(文フロ)(普通) 20点
羽咋高校 18点